令和5年度山形県公立高校入試状況(置賜地方)

◎令和5年2月21日(火)に発表された置賜地方の県立高校の志願状況

 以下の定員は推薦入試合格内定者を除いた一般選抜定員です。

 米 沢 興  譲  館   

 ( 探 究 )   定員 80名 志願者 141名 倍率 1.76倍

 ( 普 通 )   定員120名 志願者  77名 倍率 0.64倍

 米  沢  東   定員160名 志願者  95名 倍率 0.59倍

 米 沢 商 業   定員 64名 志願者  64名 倍率 1.00倍

 米 沢 工 業

 (機械・生産)   定員 65名 志願者  30名 倍率 0.46倍

 ( 電気 情報 )   定員 34名 志願者  18名 倍率 0.53倍

 (建築・環境)   定員 63名 志願者  34名 倍率 0.54倍

 置 賜 農 業

 ( 生物 生産 )   定員 37名 志願者  16名 倍率 0.43倍

 ( 園芸 福祉 )   定員 38名 志願者   7名 倍率 0.18倍

 ( 食料 環境 )   定員 39名 志願者  15名 倍率 0.38倍

 南     陽   定員160名 志願者  98名 倍率 0.61倍

 高     畠   定員 75名 志願者  33名 倍率 0.44倍

 長     井   

 ( 探 究 )   定員 40名 志願者  71名 倍率 1.78倍

 ( 一 般 )   定員160名 志願者  98名 倍率 0.61倍

 長 井 工 業

 (機械システム)  定員 39名 志願者  11名 倍率 0.28倍

 (電子システム)  定員 40名 志願者  20名 倍率 0.50倍

 (福祉生産システム)定員 35名 志願者  15名 倍率 0.43倍

 荒     砥   定員 38名 志願者  38名 倍率 1.00倍

 小     国   定員 15名 志願者   2名 倍率 0.13倍

 米 沢 工 業

 (総合・夜)    定員 40名 志願者  15名 倍率 0.38倍

 

  米沢興譲館は最大18名の不合格者が出ます。長井は探究コースが31名定員オーバーしてますので、探究コースの不合格者は出ますが、第二志望を一般コースにしているはずなので、長井全体では不合格者は出ないと思います。

 

 米沢興譲館の志願者は昨年より探究科が2名減り、普通科は5名減っており、全体で7名減っています。米沢興譲館全体として定員を18名超えております。

 長井は昨年より探究コースが22名増え、一般コースが25名減って、全体で3名減っております。探究コースの志望者が増えた分、一般コースが減っていますので、とりあえず探究コースを志望した方が増えたと思われます。

 

 長井の探究コースは定員を上回っておりますが、一般コースが定員割れですので、成績が悪ければ第二志望になりますが、基本的に合格するはずです。よって、米沢興譲館以外は不合格者は出ない可能性が高いですが、昨年は定員割れでも、置賜農業1名の不合格者が出ています(倍率の意味参照) 不合格となった方は成績不良で不合格になっているようです。内申点が極端に低い(合計18点以下)の方は、定員割れでも不合格になる可能性があります。(下記参照)

 

◎米沢興譲館の志願者の方へ

 米沢興譲館は18名定員オーバーしていますが、震災避難者の方がいる可能性がありますので、不合格者は18名より少なくなる可能性があります。(昨年は5名、2年前も5名、3年前は無し、4年前は6名、5年前は3名が定員より多く合格しています。

 探究科の合格の目安(ボーダーライン)は内申点40点で入試5教科合計380点(ただし、数学と英語の合計が150点以上であること)、普通科は内申点36点で入試5教科合計330点程度です。令和5年度の入試問題は難しくなりましたので、当初の想定より、探究科で20点、普通科で10点程度下がると予想します。(赤字の得点は下げた点数です)内申点が低い場合は内申点1点減につき、入試の点数を5点上乗せしてください。内申点の高い方は、内申点1点増につき、入試の点数を4点減じてください。

 米沢興譲館の探究科のへの合格は、英語ができたうえで、数学ができたかどうかで決まります。数学で1問でも単純なミスをすると探究科は不合格になる可能性が高いです。尚、英語はできない方は探究科は無理です。

 

◎長井の探求コースの志願者の方へ

 昨年より倍率が大幅上がりましたので、昨年より若干上昇して探究コースの合格の目安(ボーダーライン)は内申点36点で入試5教科合計350点程度でないかと推測します。当初の想定より、探究コースで10点程度下がると予想します。(赤字の得点は下げた点数です)内申点が低い場合は内申点1点減につき、入試の点数を5点上乗せしてください。内申点の高い方は、内申点1点増につき、入試の点数を4点減じてください。

 

◎内申点が極端に低い(合計18点以下)の志願者の方へ

 3月7日の入試では、基本的に点数は低くても構いませんが、国語の点数が20点を下回ると不合格になる可能性が高くなります。国語ができない場合、高校の内容についていけないと判断させますので、20点以上とるように最大限努力してください。そのため、作文は必ず書いてください。内容はともかく、200字以上かければ、9点はとれますので、全力で作文を書いてください。

 

 

※内申点の入試の点数への換算ですが、内申:入試=3:7の米沢興譲館、長井の場合、内申点1点につき4.8点、内申:入試=4:6の米沢商業の場合は内申点1点につき7.4点になりますが、内申点が低い場合は少し高めに、高い場合は少し低めに見ていた方がよいので、上記のような計算でみてください。

 

◎注意:ここの記載は、あくまでも過去の経験による予想ですので、今年の入試であてはまらない

    可能性があります。参考程度にお考えてください。