令和4年度山形県公立高校入試状況(置賜地方)

◎令和4年2月25日(金)に発表された置賜地方の県立高校の志願状況

 以下の定員は推薦入試合格内定者を除いた一般選抜定員です。

 米 沢 興  譲  館   

 ( 探 究 )   定員 80名 志願者 143名 倍率 1.79倍

 ( 普 通 )   定員120名 志願者  82名 倍率 0.68倍

 米  沢  東   定員160名 志願者 116名 倍率 0.73倍

 米 沢 商 業   定員 64名 志願者  66名 倍率 1.03倍

 米 沢 工 業

 (機械・生産)   定員 64名 志願者  48名 倍率 0.75倍

 ( 電気 情報 )   定員 32名 志願者  30名 倍率 0.94倍

 (建築・環境)   定員 64名 志願者  56名 倍率 0.88倍

 置 賜 農 業

 ( 生物 生産 )   定員 34名 志願者  15名 倍率 0.44倍

 ( 園芸 福祉 )   定員 37名 志願者  13名 倍率 0.35倍

 ( 食料 環境 )   定員 31名 志願者  21名 倍率 0.68倍

 南     陽   定員160名 志願者 107名 倍率 0.67倍

 高     畠   定員109名 志願者  41名 倍率 0.38倍

 長     井   

 ( 探 究 )   定員 40名 志願者  49名 倍率 1.23倍

 ( 一 般 )   定員160名 志願者 123名 倍率 0.77倍

 長 井 工 業

 (機械システム)  定員 35名 志願者  21名 倍率 0.60倍

 (電子システム)  定員 35名 志願者  16名 倍率 0.46倍

 (福祉生産システム)定員 31名 志願者  14名 倍率 0.45倍

 荒     砥   定員 37名 志願者  14名 倍率 0.38倍

 小     国   定員 14名 志願者   3名 倍率 0.21倍

 米 沢 工 業

 (定時制・産業)  定員 40名 志願者  15名 倍率 0.38倍

 

  米沢興譲館は最大25名、米沢商業は最大2名の不合格者が出ます。長井は探究コースが9名定員オーバーしてますので、探究コースの不合格者は出ますが、第二志望を一般コースにしているはずなので、長井全体では不合格者は出ないと思います。

 

 

 米沢興譲館の志願者は昨年より探究科が15名増え、普通科は24名減っており、全体で9名減っています。米沢興譲館全体として定員を25名超えており、以前、厳しい状況です。

 長井は昨年より探究コースが18名減り、一般コースが14名増えて、全体で3名減っております。長井は今年度も定員割れの状況です。

 米沢商業は今年度から1クラス40名削減され、定員80名となりました。昨年は一般選抜の定員は合計104名で志願者が67名でしたが、今年は一般選抜の定員は合計64名で志願者が66名となり、定員を2名オーバーしております。

 

 長井の探究コースは定員を上回っておりますが、一般コースが定員割れですので、成績が悪ければ第二志望になりますが、基本的に合格するはずです。よって、米沢興譲館と米沢商業以外は不合格者は出ない可能性が高いですが、昨年は定員割れでも、米沢東1名、、置賜農業1名の不合格者が出ています(倍率の意味参照) 不合格となった方は成績不良で不合格になっているようです。内申点が極端に低い(合計18点以下)の方は、定員割れでも不合格になる可能性があります。(下記参照)

 

 

 下記の合格の目安(ボーダーライン)の点数は、3月13日に変更したしました。

 入試の問題が全体的に易しく、高得点者が増加すると予想されます。

 米沢興譲館探究科で例年の想定より20点程度上昇 当初390点→変更後410点

 米沢興譲館普通科で例年の想定より10点程度上昇 当初340点→変更後350点

 長井・探究コース例年の想定より10点程度上昇 当初340点→変更後350点

 米沢商業は変更ありません。

 

◎米沢興譲館の志願者の方へ

 米沢興譲館は25名定員オーバーしていますが、震災避難者の方がいる可能性がありますので、不合格者は25名より少なくなる可能性が若干あります。(昨年は5名、2年は無し、3年前は6名、4年前は3名が定員より多く合格しています。

 探究科の合格の目安(ボーダーライン)は内申点40点で入試5教科合計410(ただし、数学と英語の合計が160点以上であること)、普通科は内申点36点で入試5教科合計350点程度です。長井高校の探究コース志願者が減っており、米沢興譲館の探究科の志願者が増えていますので、置賜地方の成績上位者が米沢興譲館の探究科を目指しているように思われます。そのため、探究科のボーダーラインは昨年より若干上がると予想されます。また、米沢興譲館全体の志願者は減っていますので、普通科のボーダーラインは昨年より若干に下がると予想されます。探究科は数学と英語の合計が160点以下では厳しいです。内申点が低い場合は内申点1点減につき、入試の点数を5点上乗せしてください。内申点の高い方は、内申点1点増につき、入試の点数を4点減じてください。

 米沢興譲館の探究科への合格は、数学ができたかどうかで決まります。数学で1問でも単純なミスをすると探究科は不合格になる可能性が高いです。

 

◎長井の探求コースの志願者の方へ

 昨年より倍率が大幅下がりましたので探究コースの合格の目安(ボーダーライン)は内申点36点で入試5教科合計350程度でないかと推測します。内申点が低い場合は内申点1点減につき、入試の点数を5点上乗せしてください。内申点の高い方は、内申点1点増につき、入試の点数を4点減じてください。

 

◎米沢商業の志願者の方へ

 

 米沢商業は定員を2名オーバーしていますので、2名は不合格になる可能性が高いです。震災避難者の方がいる可能性が若干ありますが、あまり期待しない方がよいです。米沢商業の合格の目安(ボーダーライン)は内申点27点で入試5教科合計180点程度でないかと推測します。内申点が低い場合は内申点1点減につき、入試の点数を8点上乗せしてください。内申点の高い方は、内申点1点増につき、入試の点数を7点減じてください。

 尚、倍率が低いので、内申点が27点以上の方で、不合格になる方はいないと思います。内申点が26点以下の方は5教科合計180点未満になると不合格になる可能性が高いです。内申点が26点以下の方は少なくとも180点以上はとれるようにしてください。

 

◎内申点が極端に低い(合計18点以下)の志願者の方へ

 決して新型コロナウイルスに感染しないでください。また、3月10日に発熱しないように、体調管理には気を付けてください。3月10日の受検できない場合は、内申書で合否判定されますので、不合格になる可能性が極めて高いです。

 3月10日の入試では、基本的に点数は低くても構いませんが、国語の点数が20点を下回ると不合格になる可能性が高くなります。国語ができない場合、高校の内容についていけないと判断させますので、20点以上とるように最大限努力してください。そのため、作文は必ず書いてください。内容はともかく、200字以上かければ、9点はとれますので、全力で作文を書いてください。

 

 

※内申点の入試の点数への換算ですが、内申:入試=3:7の米沢興譲館、長井の場合、内申点1点につき4.8点、内申:入試=4:6の米沢商業の場合は内申点1点につき7.4点になりますが、内申点が低い場合は少し高めに、高い場合は少し低めに見ていた方がよいので、上記のような計算でみてください。

 

◎注意:ここの記載は、あくまでも過去の経験による予想ですので、今年の入試であてはまらない

    可能性があります。参考程度にお考えてください。