平成31年度山形県公立高校入試状況(置賜地方)

◎平成31年2月26日(火)に発表された置賜地方の県立高校の志願状況

 以下の定員は推薦入試合格内定者を除いた一般選抜定員です。

 米 沢 興  譲  館   

 ( 探 究 )   定員 80名 志願者 137名 倍率 1.71倍

 ( 普 通 )   定員120名 志願者 101名 倍率 0.84倍

 米  沢  東   定員160名 志願者 137名 倍率 0.86倍

 米 沢 商 業

 (総合ビジネス)  定員 64名 志願者  63名 倍率 0.98倍

 (情報ビジネス)  定員 32名 志願者  19名 倍率 0.59倍

 米 沢 工 業

 (機械・生産)   定員 68名 志願者  43名 倍率 0.63倍

 ( 電気 情報 )   定員 31名 志願者  23名 倍率 0.74倍

 (建築・環境)   定員 64名 志願者  57名 倍率 0.89倍

 置 賜 農 業

 ( 生物 生産 )   定員 34名 志願者  33名 倍率 0.97倍

 ( 園芸 福祉 )   定員 35名 志願者  18名 倍率 0.51倍

 ( 食料 環境 )   定員 35名 志願者  22名 倍率 0.63倍

 南     陽   定員160名 志願者 120名 倍率 0.75倍

 高     畠   定員 97名 志願者  61名 倍率 0.63倍

 長     井   

 ( 探 究 )   定員 40名 志願者  84名 倍率 2.10倍

 ( 一 般 )   定員160名 志願者 117名 倍率 0.73倍

 長 井 工 業

 (機械システム)  定員 35名 志願者  31名 倍率 0.89倍

 (電子システム)  定員 36名 志願者  22名 倍率 0.61倍

 (福祉生産システム)定員 35名 志願者  15名 倍率 0.43倍

 荒     砥   定員 74名 志願者  37名 倍率 0.50倍

 小     国   定員 22名 志願者   4名 倍率 0.18倍

 米 沢 工 業

 (定時制・産業)  定員 40名 志願者  17名 倍率 0.43倍

 

 米沢興譲館高校が38名、長井高校が1名だけ定員を上回っている以外は定員割れです。

 

 米沢興譲館の探究科は昨年より志願者が3名減っておりますが、高倍率になりました。米沢興譲館の普通科の志願者が昨年より33名増えたため、全体として大幅に志願者が増えています。そのため、定員より38名上回っており、近年稀にみる激戦となっています。

 長井の探究コースは昨年より志願者が17名減り、普通科が14名増えていますが、全体として定員より1名上回っています。

 探究科(コース)志願者は減っていますが、どうしても探究科(コース)に入りたいと思っている方が増えていますので、ボーダーラインは下がらずに昨年より若干上がると思います。

 また、米沢興譲館の探究科は数学と英語の傾斜配点(数学と英語の点数を1.5倍にする)がありますので、数学と英語の合計点が重要になります。

 米沢興譲館の場合、志願者が探究科と普通科の合計の定員を大幅に超えていますので、米沢興譲館の普通科のボーダーラインは大幅に上がります。

 米沢興譲館、長井を除いて定員割れですので、基本的に合格です。(倍率の意味参照) 

 

 

◎米沢興譲館の志願者の方へ

 米沢興譲館は38名定員オーバーしていますが、震災避難者の方がいる可能性がありますので、不合格者は38名より若干少なくなる可能性がありますが、35名以上の不合格者が出るはずです。(昨年は定員より探究科1名・普通科1名多く合格しています)

 ボーダーライン変更(探究科は20点、普通科は10点上昇)

 探究科の合格の目安(ボーダーライン)は内申点40点で入試5教科合計380点(※数学と英語の合計が150点以上必要)で、傾斜配点済みの合計が455点、普通科は内申点36点で入試5教科合計330点程度です。内申点が低い場合は内申点1点減につき、入試の点数を5点上乗せしてください。内申点の高い方は、内申点1点増につき、入試の点数を4点減じてください。

 

※模擬試験での数学と英語の合計点は160点以上が目安としておりますが、入試では特に数学で模擬試験ほど点数を取ることは非常に難しいので、入試では数学と英語の合計点は140点以上が目安としています。

  ボーダーライン変更(探究コースは20点、一般コースは10点上昇)

◎長井の志願者の方へ

 長井は全体で1名しか定員オーバーしていません。震災避難者の方がいる可能性はあまりありませんが、鶴岡高専の合格者の方がいる可能性がありますので、不合格者がでない可能性もあります。(昨年は一般コースで定員より1名多く合格しました)

 探究コースの合格の目安(ボーダーライン)は内申点38点で入試5教科合計370点、一般コースは内申点30点で入試5教科合計260点程度です。内申点が低い場合は内申点1点減につき、入試の点数を5点上乗せしてください。内申点の高い方は、内申点1点増につき、入試の点数を4点減じてください。

 

 

※内申点の入試の点数への換算ですが、

 内申:入試=3:7の興譲館の場合、内申点1点につき4.8点、

 内申:入試=4:6の米沢商業・米沢工業の場合内申1点につき7.4点

 になりますが、内申点が低い場合は少し高めに、高い場合は少し低めに見ていた方がよいので、

 上記のような計算でみてください。

 

※鶴岡高専を合格した方は、3月10日(日)の受検を辞退することになりますので、その分、不合

 格者の数が減ることがあります。ただし、1名、2名程度です。

 

◎今年の入試問題は国語・数学・英語が易しかったのでボーダーラインが上昇しそうです。

 

 

◎注意:ここの記載は、あくまでも過去の経験による予想ですので、今年の入試であてはまらない

    可能性があります。参考程度にお考えてください。