令和6年度山形県公立高校入試状況(置賜地方)

◎令和6年2月22日(木)に発表された置賜地方の県立高校の志願状況

 以下の定員は推薦入試合格内定者を除いた一般選抜定員です。

 米 沢 興  譲  館   

 ( 探 究 )   定員 80名 志願者 111名 倍率 1.39倍

 ( 普 通 )   定員120名 志願者  76名 倍率 0.63倍

 米  沢  東   定員160名 志願者 163名 倍率 1.02倍

 米 沢 商 業   定員 58名 志願者  58名 倍率 1.00倍

 米 沢 工 業

 (機械・生産)   定員 66名 志願者  38名 倍率 0.58倍

 ( 電気 情報 )   定員 36名 志願者  15名 倍率 0.44倍

 (建築・環境)   定員 65名 志願者  38名 倍率 0.58倍

 置 賜 農 業

 ( 食料 生産 )   定員 36名 志願者  27名 倍率 0.75倍

 ( 農業 資源 )   定員 39名 志願者  27名 倍率 0.69倍

 南     陽   定員160名 志願者  93名 倍率 0.58倍

 高     畠   定員 71名 志願者  53名 倍率 0.75倍

 長     井   

 ( 探 究 )   定員 40名 志願者  37名 倍率 0.93倍

 ( 一 般 )   定員160名 志願者 122名 倍率 0.76倍

 長 井 工 業

 (機械システム)  定員 37名 志願者  19名 倍率 0.51倍

 (電子システム)  定員 39名 志願者  15名 倍率 0.38倍

 (福祉生産システム)定員 35名 志願者   7名 倍率 0.20倍

 荒     砥   定員 35名 志願者  19名 倍率 0.54倍

 小     国   定員 19名 志願者   1名 倍率 0.05倍

 米 沢 工 業

 (総合・夜)    定員 40名 志願者  16名 倍率 0.40倍

 

 米沢東だけは最大3名の不合格者が出ます。米沢興譲館は探究科は31名定員超えしてますので、探究科の不合格者は出ますが、第二志望を普通科にしているはずなので、米沢興譲館全体では不合格者は出ないと思います。

 

 米沢興譲館の志願者は昨年の受検者より探究科が30名減り、普通科は1名増えていますが、全体で29名減っています。米沢興譲館全体として定員を13名下回っています。

 

 長井の志願者は昨年の受検者より探究コースが33名減り、一般コースが24名増えていますが、全体で9名減っています。探究コースと一般コースがともに定員割れとなりました。

 

 米沢東の志願者は昨年の受検者より68名増えて、定員を3名超えいます。米沢興譲館と長井の志願者合計の減少人数より米沢東の志願者の増加人数が30名多いため、米沢東に人気が出たものと考えられます。

 

 米沢商業は定員と同じ志願者数ですので、基本的に全員合格するはずです。よって、米沢東以外は不合格者は出ない可能性が高いですが、昨年は定員割れでも、長井で1名、長井工業1名の不合格者が出ています。(倍率の意味参照)

 内申点が低い方は、気を抜かずに入試でできるだけ点数をとってください。

 

 

◎米沢東の志願者の方へ

 米沢東は3名定員超えをしていますが、震災避難者の方がいる可能性がありますので、不合格者は3名より少なくなる可能性が若干あります。内申点が27点以上または、入試5教科合計200点以上のどちらかを満たしていれば、合格するはずです。内申点が27点未満で入試5教科合計200点未満の方は非常に危険です。何とか入試5教科合計200点以上になるようしてください。

 

 

◎米沢興譲館の志願者の方へ

 

 探究科の合格の目安(ボーダーライン)は内申点40点で入試5教科合計390点(ただし、数学と英語の合計が150点以上であること)、普通科は定員割れですので、内申点36点で入試5教科合計250点以上です。内申点が低い場合は内申点1点減につき、入試の点数を5点上乗せしてください。内申点の高い方は、内申点1点増につき、入試の点数を4点減じてください。

 予想以上に理科が易しくので、数学と英語は数学の易しさによる上昇分と英語の難しさによる下降分で若干上がるかもしれませんので、社会の易しさによる上昇分を加味した全体として探究科のボーダーラインは当初想定より20点程度上がると思います。

 

 

 

◎長井の志願者の方へ

 

 探究コースと一般コースがともに定員割れになりましたので、内申点が27点以上で、入試5教科合計200点以上あれば合格するはずです。尚、今回初めて探究コースが定員割れになりましたので、仮に探究コースだけ一般コースよりも高い最低合格点があるとすると内申点36点で入試5教科合計250点以上でないかと推測します。探究コースにどうしても合格したい方はできるだけ入試5教科合計250点以上になるようにしてください。内申点が低い場合は内申点1点減につき、入試の点数を5点上乗せしてください。内申点の高い方は、内申点1点増につき、入試の点数を4点減じてください。

 

 

◎内申点が極端に低い(合計18点以下)の志願者の方へ

 

 3月7日の入試では、入試5教科合計100点以上あれば問題ないはずですが、国語の点数が20点を下回ると不合格になる可能性が高くなります。国語ができない場合、高校の内容についていけないと判断させますので、20点以上とるように最大限努力してください。そのため、作文は必ず書いてください。内容はともかく、200字以上かければ、9点はとれますので、全力で作文を書いてください。尚、さすがに入試5教科合計50点未満ではどこにも合格できません。少なくとも入試5教科合計50点以上になるようにしてください。入試に面接がある高校の場合、面接が重要になりますので、面接でしっかり受け答えできるように練習してください。

 

※内申点の入試の点数への換算ですが、内申:入試=3:7の米沢興譲館、長井の場合、内申点1点につき4.8点、内申:入試=4:6の米沢商業の場合は内申点1点につき7.4点になりますが、内申点が低い場合は少し高めに、高い場合は少し低めに見ていた方がよいので、上記のような計算でみてください。

 

◎注意:ここの記載は、あくまでも過去の経験による予想ですので、今年の入試であてはまらない    

    可能性があります。参考程度にお考えてください。