令和2年度山形県公立高校入試状況(置賜地方)
◎令和2年2月26日(水)に発表された置賜地方の県立高校の志願状況
以下の定員は推薦入試合格内定者を除いた一般選抜定員です。
米 沢 興 譲 館
( 探 究 ) 定員 80名 志願者 120名 倍率 1.50倍
( 普 通 ) 定員120名 志願者 98名 倍率 0.82倍
米 沢 東 定員160名 志願者 133名 倍率 0.83倍
米 沢 商 業
(総合ビジネス) 定員 63名 志願者 69名 倍率 1.10倍
(情報ビジネス) 定員 37名 志願者 20名 倍率 0.54倍
米 沢 工 業
(機械・生産) 定員 64名 志願者 68名 倍率 1.06倍
( 電気 情報 ) 定員 35名 志願者 24名 倍率 0.69倍
(建築・環境) 定員 64名 志願者 46名 倍率 0.72倍
置 賜 農 業
( 生物 生産 ) 定員 39名 志願者 16名 倍率 0.41倍
( 園芸 福祉 ) 定員 39名 志願者 11名 倍率 0.28倍
( 食料 環境 ) 定員 39名 志願者 20名 倍率 0.56倍
南 陽 定員160名 志願者 143名 倍率 0.89倍
高 畠 定員 91名 志願者 64名 倍率 0.70倍
長 井
( 探 究 ) 定員 40名 志願者 56名 倍率 1.40倍
( 一 般 ) 定員160名 志願者 111名 倍率 0.69倍
長 井 工 業
(機械システム) 定員 38名 志願者 18名 倍率 0.47倍
(電子システム) 定員 35名 志願者 20名 倍率 0.57倍
(福祉生産システム)定員 33名 志願者 11名 倍率 0.33倍
荒 砥 定員 36名 志願者 20名 倍率 0.56倍
小 国 定員 20名 志願者 4名 倍率 0.20倍
米 沢 工 業
(定時制・産業) 定員 40名 志願者 12名 倍率 0.30倍
米沢興譲館高校が18名だけ定員を上回っている以外は定員割れです。
米沢興譲館の探究科は昨年より志願者が17名減っておりますが、以前、高倍率です。米沢興譲館の普通科の志願者が昨年より3名減ったため、全体として例年並み志願者となっています。
長井の探究コース、米沢工業の機械・生産、米沢商業の総合ビジネスは定員を上回っておりますが、それ以外のコース(学科)が定員割れですので、成績が悪ければ第二志望になりますが、基本的に合格するはずです。よって、米沢興譲館以外は不合格者は出ない可能性が高いです。(倍率の意味参照) 米沢工業の定時制の方は、定員割れでも不合格になる可能性があります。(下記参照)
尚、長井高校の探求コースの志願者の方は一般コースに16名、米沢商業の総合ビジネスの志願者の方は情報ビジネスに6名、米沢工業の機械・生産の志願者の方4名は第二志望になる可能性があります。
下記の合格の目安(ボーダーライン)の点数は、模擬試験(実力テスト)の難易度を想定した点数です。昨年のような模擬試験(実力テスト)より易しい問題の場合、ボーダーラインを上がる場合があります。
◎米沢興譲館の志願者の方へ
米沢興譲館は18名定員オーバーしていますが、震災避難者の方がいる可能性がありますので、不合格者は18名より少なくなる可能性があります。(昨年は6名、2年前は3名)
探究科の合格の目安(ボーダーライン)は内申点40点で入試5教科合計370点(ただし、数学と英語の合計が150点以上であること)、普通科は内申点36点で入試5教科合計300点程度です。内申点が低い場合は内申点1点減につき、入試の点数を5点上乗せしてください。内申点の高い方は、内申点1点増につき、入試の点数を4点減じてください。
◎長井の探求コースの志願者の方へ
倍率が低いので探究コースの合格の目安(ボーダーライン)は内申点36点で入試5教科合計340点程度でないかと推測します。内申点が低い場合は内申点1点減につき、入試の点数を5点上乗せしてください。内申点の高い方は、内申点1点増につき、入試の点数を4点減じてください。
◎米沢工業の定時制の志願者の方へ
定時制は定員割れでも、不合格になっているケースがあります。一昨年、昨年と不合格者がでませんでしたが、4年前は定員割れでも2名不合格者が出ています。
基本的に点数は低くても構いませんが、国語の点数が20点を下回ると不合格になる可能性が高くなります。国語ができない場合、高校の内容についていけないと判断させますので、20点以上とるように最大限努力してください。そのため、作文は必ず書いてください。内容はともかく、200字以上かければ、9点はとれますので、全力で作文を書いてください。
※内申点の入試の点数への換算ですが、
内申:入試=3:7の米沢興譲館、長井の場合、内申点1点につき4.8点、
内申:入試=4:6の米沢商業・米沢工業の場合内申1点につき7.4点
になりますが、内申点が低い場合は少し高めに、高い場合は少し低めに見ていた方がよいので、
上記のような計算でみてください。
◎注意:ここの記載は、あくまでも過去の経験による予想ですので、今年の入試であてはまらない
可能性があります。参考程度にお考えてください。